2010年7月20日火曜日

生活習慣病先進国アメリカ

いい意味でも悪い意味でもアメリカは先進国の中の先進国といえるのではないでしょうか。変化を恐れずどんどん前に進んでいくアメリカは、向こう見ずで、非常にダイナミックです。しかし、新しい問題も次々に出てきます。今、アメリカで深刻な問題になっているのが肥満の問題です。64%が太り気味で24%はBMIが30を超える肥満に属します(BMI=体重(kg)÷身長(m)2)
アメリカに遊びに来る私の友人たちはいつも太っている人の多さにびっくりします。お相撲さん級のひとがそこら中にいますからね。

多くのアメリカ人は運動不足で食生活はむちゃくちゃ、そして精神的ストレスを非常に多く抱えています。当然のことながら生活習慣病になる人の数も半端ではありません。この国では老衰で安らかに死ぬことはほとんどなく、最期の10年15年は何らかの病気で病んだ状態で死んでいきます。アメリカ人の多くは生涯に使う医療費の9割以上を死ぬ間際の3ヶ月で使うそうです。それを商売にしている病院も問題ですが、そのお金を若いうちから健康促進のために使う方がより良い投資だと思います。

彼らのライフスタイルでは病気をして当たり前なのです。病気にならないほうが不思議なくらいです。この問題に対して薬、手術は全く無意味で、ましてや皆保険を導入などしてしまえば、自分の健康に責任を持つ人がさらに減少してしまうのではないでしょうか。木を見て森を見ずとはまさにこのことでしょう。

今の日本はどうでしょう、アメリカのあとを10年遅れで追いかけているように見えます。経済が落ち込んで、ファーストフードやインスタントラーメンの会社が軒並み売り上げ新記録を出しています。アメリカという見本があるのに、どうして???


Black Halter Tops / colros


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