2010年9月9日木曜日

ローファット(低脂肪ダイエット)は絶対にやめるべき

巷には脂肪、ノンオイル、ファットフリーなど脂肪分が少ないことを売りにしている商品があふれています。はたして、脂肪分を低くすることによって本当に健康への利点があるのでしょうか?

一般の人々が持つ、脂肪分に関するイメージは、”たくさん食べると太る”、”血管が詰まってしまう”といったようなものですね。

もともと脂肪が体に悪いなんてことを言い出したの誰なんでしょう?

1952年にアンセル キーズという人が発表した学術論文で脂肪の摂取量が多ければ多いほど心臓病にかかりやすくなるという研究結果が世に出回ったのが始まりです。しかし、この研究は非常に公平性にかけたもので、キーズが最初に立てた仮説にぴったりと合う結果のみを利用したためなのです。
つまり、脂肪分摂取が少なく心臓病の率が低い国々と、脂肪分摂取が多く心臓病の率が高い国々のみを選んでグラフにしたために、まるで脂肪を多く取ることが心臓病の原因であるかのように見えるのですが、実際にあった全てのデータを見れば、脂肪分の摂取が多くても心臓病が非常に少ない国もあれば、脂肪分をあまり取らない文化の国でも、心臓病の発生率が高い国もたくさんあったのにもかかわらず、彼の仮説にそぐわないデータは全く利用しなかったのです。



発表当時から、批判が多くあったにもかかわらず、この不公平な論文の結果のみが一人歩きしてしまったのです。その理由は、背後に、この結果が出ることによって、多大な利益を得る組織がこの世に存在するからなのです。現在コレステロールがまるで悪者のように考えられている事実もここから始まったのです。

とりあえず、今日のポイントは、低脂肪が体にいいという考え方には何の根拠もないのです。脂肪は3大栄養素の一つで、体にはなくてはならないものです。正しい知識があれば、脂肪は何も恐れる必要はありません。

次回、もう少し脂肪について書いてみます
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