2010年9月10日金曜日

脂肪分とりすぎは心臓病を招く????

一般的に動物性の油はよくないといいますね。例えば、牛肉とか豚肉に含まれる脂肪分の事をのことをさしているのだと思いますが。食べすぎは確かによくないかもしれませんね。それらの脂質にはアラキドン酸と言うタイプの脂質が多く含まれており、炎症を起こしやすくしたり、血をどろどろにします。

しかし、重要なポイントは他にあるのです。

植物油に多く含まれるリノール酸やリノレン酸は体にいいといわれていますが、これらの脂質を炭水化物(特に精白されたパンやご飯やパスタなど)といっしょにとるとリノール酸、とリノレン酸はアラキドン酸に変わってしまうのです。炭水化物を取ることによってインスリンがたくさん分泌され、そのときに出る、デルタ5デサチュラーゼというエンザイムによって変換されるのです。

良かれと思って食べたものも、他の食事のバランスが悪ければ台無しになってしまうのです。

心臓病だけではなく、肥満や、糖尿病も精白された炭水化物の影響が大きいように思われます。

肉に関しては、もちろん食べすぎはよくないと思いますが、それは何に関しても言える事であって、肉を病気の原因と考えるのは、お門違いだと思います。それよりも、肉から取れる凝縮された良質のアミノ酸やビタミン類を効果よく摂取するために、肉が消化吸収できる強い胃腸を保つことの方がもっと大切なことだと私は考えます。未消化の肉類が胃腸内に停滞することは非常に体に悪く、有毒ガスを出し、悪玉菌が増える原因にもなります。

少し話がそれましたが、ポイントは、油が悪者ではないのです(このことに関してはおって説明していきますが)。昨日も言った様に、脂質はなくてはならない栄養素です。心臓病、糖尿病、肥満になりたくないのであれば、精白された炭水化物をやめること、または少なくすること、肉を少々なら簡単に消化吸収できる胃腸を持つこと、または、消化酵素でサポートすること、油は人の手が加わっていない物を選び、恐れず適度にとることを私は薦めます。

人の手が加わっていない油については次回にします。

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