2012年8月23日木曜日

ドクター G

先日「ドクターG」 のDVDを貸していただきました。問診をし、探偵のように病名を解明していく 過程は大変勉強になりました。毎回日本全国から優秀なドクターGが出演されていましたが、どの方も医者として、一人間として立派な方ばかりでした。

ただ一点、私が物足りなさを感じたのは、病名探しがメインで、病名がわかれば後は自動的に治療法が決まるという点です。

ひとつのケースで甲状腺機能低下症が取り上げられていましたが、病名が判明した後、甲状腺の薬を飲むことによって、事態は一件略着になっていました。しかし、甲状腺機能が低下するのは生活習慣に問題があるのであって(たとえ橋本病でもです)、薬の欠乏症ではないということです。
とくに、自己免疫疾患などは、西洋医学的には原因不明のように扱われ、ステロイドなどによる免疫抑制が治療の柱となり、病気を根本的に治す治療ではなく、まさに対症療法であり、出口の無いトンネルなのです。

繰り返しますが、原因は薬の欠乏症で病気になるのではありません、甲状腺機能低下症は生活習慣病の一種であり、慢性のストレスと炎症が根本的な理由なのです。ドクターGは更に掘り下げ、患者一人ひとりの生活習慣の何がストレスとなっているのか、身体的、栄養的、精神的のどれなのかを探していくことができれば・・・と思います。

実際は、ドクターGにはそこまでする時間がないのが現実でしょう、またそれはドクターGの守備範囲ではありません。彼らは仕事を十分に全うされているとおもいます。

生活習慣を病気になる前に改善できるようなシステムを社会に組み込むことが出来れば、病人の数は減少すると思うのですが・・

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