2012年12月10日月曜日

予防の大切さ

何に関しても同じことが言えると思いますが、健康に関しては特に予防が大切ですね。

体調が悪いと感じる前から、日ごろの行いを正しておけば大きな問題がおきることはまずありません。

しかし、多くの場合、特に男性、調子が悪くてもほったらかし、症状が辛くても薬でごまかし、耐えられないほどの痛みや、不快感になるまで待っているケースが多いと思います。

ある男性が長い間体調が悪いことに自覚がありながら、仕事が忙しいのを理由にまったく健康管理を怠っていました。胃腸の調子が非常に悪く、胃薬をあめをなめるかのように毎日何度も服用し症状のみを抑えてきました。とうとう耐えられないほどの痛みになったために、病院に駆け込み検査したところ、食道がんであると診断されました。

この瞬間、初めて事の重大さに本人が気づくわけですが、このまま病院に全てを任せば、当然西洋医学ですから、手術、放射線、抗がん剤のどれか、もしくはコンビネーションで治療が進められていきます。食道がんの場合、診断後の平均余命は5年。あなたならどうしますか?

まわりに代替医療を勧める人もいましたが、本人にしてみれば、全くなじみのないものですし、いったん病院に入ってしまえば、そこの医者からのプレッシャーで、ほとんどの場合、西洋医学以外の道を選ぶことはありません。

現代西洋医学のがん治療が手術、放射線、抗癌剤に固執している限りあまり希望が持てるようなものではありません。かと言って、がん治療に関しては代替医療が特別優っているかといえばそうでもありません。

ポイントは予防なんです。残念なことに予防をどのようにして行うかを熟知できている治療者は大変少なく。なかなか数が増える傾向にありません。その理由は、一般市民の予防に対する需要があまりにも少なすぎるからなんです。現代医療も多くの代替医療もやり方に違いはあっても、症状を消すことに必死になっています。結局は両方とも対処療法なんです。

今年の10月にアメリカの新聞やニュースで取り上げられた記事の中に、”定期的に健康診断を受けているグループと受けてないグループでは全く病気になる率や死亡率に違いがない”というものがありました。しかし健康診断が無意味なのではなく、健康診断で明らかになった異常値に対しての対応が間違っているからであるとわたしは考えています。たとえ薬でコレステロールや血糖値を下げたとしても根本的な解決にはなっていないのです。次の健康診断では数字上は健康に見えたとしても、基本的な生活習慣が変わらずして真の問題解決はありえません。

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