2013年10月11日金曜日

コーチゾル、ホルモンバランスの鍵 2

前回に引き続き、コーチゾルの話をもう少し・・・

コーチゾルの分泌にはリズムがあり、基本的に朝は高く、それをピークにして、そこからは徐々に下降していきます。



夜はコーチゾルの分泌は低く、体はゆったりとし、体の修復が効率よく行える環境になります。そして、午前3時、4時くらいから、コーチゾルは上がり始め、朝起きる準備を始めます。午前の6時、7時、8時あたりが一番コーチゾルの分泌が活発で、頭が冴えていて、生産的に活動できる時間帯と言えるでしょう。

このリズムが正常であり、健康を保つ上では理想的な状態です。

しかし、現代人のコーチゾルの分泌リズムは、必ずしも理想的なものではありません。

昼間は、あまり元気がなくて、夜8時9時になると、頭が冴えてくるタイプの人は、コーチゾルリズムが逆転しており、夜の眠りが浅く、朝コーチゾルの分泌が悪いため朝が弱く、ホルモンバランスもよくありません。朝、コーヒーがないと目が覚めないタイプのひとは、この状態にあります。

夜にコーチゾルが高いと、体と頭が休むべき時間に、逆に元気になってしまい、睡眠が妨げられます。

結果、夜の間に、体の修復が十分に行われず、やがて体は正常な機能を失い始めます。

慢性的にコーチゾルリズムが乱れていると、特にダメージを被るのがコーチゾルを分泌する副腎なのです。

朝コーチゾルが低く、夜にコーチゾルが高くなる原因としては、

  • 日中コーヒーの飲みすぎ
  • エナジードリンクの飲みすぎ
  • 朝食を抜く
  • 夜コンピューターを長時間使う
  • 残業が多い、夜勤の仕事をしている
  • 精白された炭水化物の摂りすぎ
  • 砂糖の取りすぎ、など
リズムを取り戻す方法は、上記の原因を取り除くことと、副腎を強化することです。副腎に関しては8回シリーズで書いた過去の記事を読んでください

コーチゾルのリズムが悪く、過剰分泌が続くと、やがてコーチゾルの分泌自体が十分に出来なくなります。そうなれば、大病にかかるのは時間の問題でしょう。


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2013年10月2日水曜日

コーチゾル、ホルモンバランスの鍵

コーチゾルとはストレスホルモンの一種で、コレステロールが原材料となって、副腎という臓器で分泌されます。

コーチゾルがあるからこそ、忙しいスケジュールや、緊急を要する事態から身を守ることが出来ます。なくてはならないホルモンなのです。

しかしながら、現代社会のなかで、私達の体はコーチゾルの慢性的な分泌を余儀なくされ、その結果ありとあらゆる健康問題を引き起こす原因となっています。

コレステロールがコーチゾルの原材料であると申しましたが、コレステロールが原材料のホルモンは他にもあり、代表的なものは、性ホルモンです。

性ホルモンのバランスが崩れることによって、多くの方、特に女性は、生理痛、イライラ、頭痛、体重増加、不妊などの健康問題を患っています。

実は性ホルモンのバランスと、コーチゾルは深いかかわりがあるのです。

コーチゾルはストレスに対応するために、なくてはならないホルモンであるため、コーチゾルの分泌が非常に忙しくなると、他のコレステロールを原材料とするホルモン(性ホルモン)の分泌が後回しになります。特に黄体ホルモン(性ホルモンの一種)の分泌が減少すると、月経にまつわる多くの問題が引き起こされます。

ストレスが多い生活がひと段落すると、コーチゾルの分泌が減り、他の性ホルモンをバランスよく分泌することが出来るようになります。

ホルモンバランスは精神的ストレスのみではなく、肝臓の働き、食事、運動量にも大きく関わっています。

食事や肝臓に関しては長い話になるので、またの機会にしますが、運動に関して一言。

運動のしすぎは、コーチゾルの分泌を促し、かえってホルモンバランスを崩す結果になります。適度な運動を、朝することをお勧めします。

ちなみに、ストレスが多い人で、コレステロールが高い人が多くおられますが、ストレスが多い時に、無理矢理、薬でコレステロールを下げればどうなると思いますか?この記事の内容を理解していただければ想像がつくと思います。




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2013年8月24日土曜日

消化 - 見逃されている根本的な問題

ある40代の男性が物を運ぶ作業中、ぎっくり腰のような感じで、腰が急に痛くなりました。その日は我慢をして、何とか仕事を終えました。次の朝、腰の痛みはひどくなっていて、朝から首を寝違えたような感じにもなっていました。痛みを我慢しながら、仕事に出かけていきましたが、午前中に首の痛みが耐え難いほど辛くなったため、早退をし、その日の午後に診療に来られました。

話をくわしく伺うと、胃腸の調子はいつも悪く、胸焼けがひどいため、病院で胃酸を押さえる薬を処方されて一ヶ月ほど飲んでいました。首を寝違えることはしょっちゅうで、腰の痛みは慢性的なものだそうです。

また、数週間前に虫に足を刺され、足がはれ上がってしまったため、病院に行ったところ、抗生物質を処方されて飲んでおられました。

胃腸の弱さ、胸焼け、慢性の腰痛、首の寝違え、虫刺されで足がはれ上がるなどの、一見、関係のない複数の問題のように見えますが、これらの問題は全て繋がっています。

慢性の胃腸の弱さは万病の根源です。食べたものがしっかりと消化、吸収されていなければ、新しい細胞や組織又は臓器を健全に保つことができません。胃腸の機能が落ちている状態が長く続けば、体が弱ってくるのは当たり前のことです。

胃腸の調子が悪く、胸焼けや胃痛がある場合、病院にいけば、間違いなく胃酸を抑制する薬が処方されます。

この行為は、もともと弱っている胃腸の働きを、さらに低下させることになります。
(このことに関しては、この記事を是非読んでください)。

症状的に、胸焼けや胃痛は一時的には改善されたかの様に見えますが、実際は消化機能低下という大変大きな代償を払っているのです。

胃酸を押さえてしまうことの弊害は挙げればきりがありませんが、この男性の場合は、正常な筋肉の働きに必要なもろもろのミネラルが、胃酸が欠落することによってまともに吸収されず、完全にバランスを失った状態なのです。(夜中に足がつることの原因のひとつです)。

抗生物質を乱用することも、腸内バクテリアのバランスを崩してしまいますので、更に消化、吸収の働きを低下させます。

慢性的に胃腸が悪く、体への栄養補給があまりよくないことが原因で、普段から腰痛や、頻繁に起こる寝違え、免疫力低下(今回、虫に刺されて腫れ上がったのもこれが原因と推測します)などが起きているのです。そこで更に、胃酸を押さえて、抗生物質を体に入れれば、更に体の調子がおかしくなることは当たり前です。

私達の体は、食べたもので出来ていますし。食べ物に含まれるエネルギーをつくり、痛んだところを修復し、常に新しい細胞を作り、老廃物を同時に排泄しています。この生命の営みの基本になるのが、食事です。

食べたものがいかに速やかに消化、吸収され、老廃物を体に溜めずに排泄できるかどうかが、健康維持に関して言えば、これより大切なことはないでしょう。

しかし残念なことに、現代医学では、病名を付けることと、症状を追いかけることに気をとられ、生命の営みの根本を見つめることを忘れているのです。


このケースから学べることは、胃腸機能低下が原因で起きている問題が、いかに見過ごされているかということ。また、個々の症状だけを見て、それに対する一時的な対症療法を繰り返すことは、まさに”木を見て森を見ず”ではないでしょうか。

このケースがどのようになっていくかは、今度また書きます。

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2013年8月18日日曜日

エナジードリンク

アメリカで有名なエナジードリンクにRed Bullというものがありますが、成分は日本で売られているもの(リゲイン、タフマン、リポビタンDなど)とほぼ同じです。

これらのドリンクの基本成分は、カフェイン、糖分、合成ビタミンB群、タウリン、イノシトール、高麗人参などです。

これらの成分は急激に血糖値を引き上げ、体を交感神経優位にし、無理矢理エネルギーを搾り出します。

このようなドリンクを飲み、徹夜をしたり、夜遅くまで仕事をする人がいます。
本来ならば疲れていて、休息を必要としている時に、体の要求を無視し、ごまかしの生活を長期的に続ければ、必ず体は本来の機能を失い、病気へと向かいます。

手っ取り早い解決方法には必ず落とし穴あり!!

エナジードリンクを飲むぐらいであれば、消化酵素エビオス錠を飲むことを薦めます。これは即効性はありませんが、毎日飲むことによってエネルギーを作りやすい体にしてくれます。

これらの栄養補助食品には自然のビタミンB群が含まれており、エナジードリンクやアリナミン、チョコラBBなどのような合成ビタミンではありません。

合成ビタミンは石油や石炭から精製されたもので、食べ物ではありません。
補酵素や、捕因子を全く含まないため、短期間の間であれば効き目があるかもしれませんが、長期的には栄養バランスを大きく崩してしまい、その崩れたバランスを取り戻すのには時間がかかります。(長期的に飲んでいれば、まず効き目が悪くなってきます)。

一物全体食を食べるのが基本で、サプリを摂るのであれば少なくても合成ビタミンを使用していないものにする必要があります。

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2013年7月22日月曜日

ホットフラッシュの原因と対処法

ホットフラッシュを解決する鍵は食事にあります。

ホットフラッシュなどの更年期障害を患う人の特徴は・・・

1.タンパク質不足、脂質不足

2.米、小麦製品、砂糖の摂りすぎ

消化器系の臓器が正常に働いてる場合は、以上の点を改善すれば数週間で症状は消えるはずです。

しかし、多くの場合は、ただ単に食事を変えるだけではよくなりません。
なぜなら、消化器系の臓器の機能低下により、食べたものから栄養が効率よく取り込めない状態にあるからです。

もともと、甘党で米や小麦製品を好むようになったのも臓器の弱さがあるためなのです。このことに関しては過去の記事を参照にしてください。

大半の女性はタンパク質と脂質の消化吸収が男性と比べると弱い傾向にあります。これは、胸焼けや消化不良などの症状あるなしは関係ありません。消化器系の症状がない場合でも、消化吸収力が低下していることは多々あります.。これらは、触診、ルーミス式尿検査(Loomis 24 hour urinalysis)で明らかになります。

ホットフラッシュを改善する上で特に大切なのは、タンパク質不足を解消することです。タンパク質不足はなかなか一般的な検査では見つけることが出来ません。逆に、それが理由で大半の女性が患う、このタイプの栄養不良が野放しになっているのです。血中のタンパク質の量は基本的に恒常性によって保たれているため、血液検査でタンパク質不足という結果がでるときは何らかの病気である場合が多く、西洋医学的な介入が必要となります。

血液検査で測れる栄養不良は病気に達した時のみであり、そこにいたるまでは、血中の栄養素を一定に保つことの方が最優先されるため、生命維持に直接関係しない微妙なホルモンバランスは犠牲になるのです。その結果がホットフラッシュであり、一般の検査では全く異常無しと診断されることがほとんどです。

エンザイムセラピーは一般の検査では見えない消化機能低下、栄養不良を見つけ出すことが出来ます。その結果に基づき、弱った臓器を強め、足りない栄養素を補えば、ホットフラッシュのような問題はほぼ100%よくなります。

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2013年7月8日月曜日

長く寝ると頭痛がする原因

いつもより長く寝ると頭痛がする人の特徴は、

  • コーヒーが好き
  • 甘党
  • パン、麺類、ご飯が好き
  • あぶら物、肉を避けている、もしくは食べると胃腸がもたれる。
  • 宵っ張り
  • 朝食を抜く
これらはすべて副腎疲労を持つ人の特徴と一緒です。

頭痛は血糖値と深い関わりがあります。副腎が疲労している場合、血糖値は非常に不安定で、一日中ローラーコースターのように上がり下がりしています。寝ている間は何も食べないため、長く寝れば寝るほど、血糖値は下がっていきます。(副腎が健康な場合は、睡眠中も比較的血糖値は安定しています)

血糖値が下がりすぎること、もしくは下がりすぎて交感神経が優位になってしまうことが原因で、寝すぎたときの頭痛は起きているようです。

いずれにせよ副腎疲労を改善すると、寝すぎで起こる頭痛は必ず起こらなくなります。

解決方法に関しては、過去の記事(血糖値を安定させる基本ルール)を参考にしてください。

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2013年7月2日火曜日

むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群) 根本的な対処法

よる寝床に入ると体がむずむずして、なかなか寝れない、起き上がってストレッチをすると少し楽になるが、じっとするとまた症状が戻ってくる。脚の中が非常に不快なため、睡眠の妨げの大きな原因になっています。日本に少なくても、200万人ほどいるといわれています。 

一般的に原因は不明とされていますが、酵素栄養学的観点からしますと、レストレスレッグス症候群の根本的な原因は栄養バランスにあることは明らかです。

レストレスレッグスの症状を一般医療機関で相談すると、まずは以下のような基本的な生活習慣指導が行われます。
  • コーヒー、お酒を控える
  • 鉄分の多い食材を食べる
  • 規則正しい生活をする
  • 運動、ストレッチをする
このような生活習慣を改善することによって改善するケースもあれば、改善しないケースもあります。改善しない場合は、薬物治療を行うことになります。

レボドパ(ドパミンの前駆物質)
多くの場合、脱炭酸酵素阻害薬(カルビドパやベンセラジド)を併用することによって、末梢におけるレボドパからドパミンへの変換を抑制し、レボドパが脳内に効率よく届けられるようにします。

レボドパと脱炭酸酵素阻害薬は、使い始めた当初は効き目があるのですが、多くの場合、効きが徐々に悪くなります。また一部の人は、長期使用することによって逆に症状が悪化します。

副作用は、吐き気、頭痛、疲労感。血圧には基本的に影響がないとされていますが、立ち上がる時に血圧が下がる傾向があるため、めまい、脈が弱くなる、ストレスに対応できないなどの症状が報告されています。

ドパミンアゴニスト(ドパミン受容体刺激薬)

ドパミンアゴニスト(ドパミン受容体刺激薬)はレボドパと脱炭酸酵素阻害薬の効き目が悪くなったあとに足される、より強い薬です。アメリカで一番使われているのはレキップやミラペックスです。

副作用は吐き気、食欲低下、幻覚、妄想、何かしている最中に突然眠ってしまう、昼間でも眠り込んでしまうといったことなど。

アメリカで問題になっているのは、レキップやミラペックスなどのドパミンアゴニストを服用することによって、賭博に熱中しすぎたり、異常な性欲が出たり、強迫性障害が出たりといった副作用が報告されており、この薬害をめぐって裁判も数多く起こされています。製薬会社側は基本的に非を認めているようです。

栄養的影響
カリウムの尿から出て行く量が増える傾向がレボドパドパミンアゴニストともにあります。(レボドパを脱炭酸酵素阻害薬と併用した場合はその傾向は減少する)

カリウムの減少によって、関節が硬くなったり、便秘、不整脈、頭がボーっとするなどの症状が出る可能性があります。

酵素セラピー/カイロプラクティック的アプローチ

先ほども述べましたが、
レストレスレッグス症候群の根本的な原因は栄養バランスにあります。

その中でも、レストレスレッグス症候群に関して一番重要な栄養素は
タンパク質カルシウムです。(一般的に鉄不足がレストレスレッグに関係があると言われていますが、タンパク質の消化、吸収を改善すれば鉄不足は自然に解消されます)。

しかし、ただ単にタンパク質とカルシウムを多く摂るようにしても、改善するケースと、改善しないケースがあります。改善しないケースの最大の理由は、胃腸の働きの低下により消化・吸収が十分に行えないからです。

その他、レストレスレッグス症候群を患うかたの多くが共有する特徴は・・・

  • 仙腸関節の歪み
  • 扁平足
  • 胃酸の分泌が不十分、胃薬(制酸薬)の多用(胃酸が十分に分泌できていない場合、タンパク質の消化吸収、カルシウムの吸収が適切に行えません。このことに関してはこの記事をどうぞ
  • ソファーに座ることが多い/車の運転が多い(膝の位置が股関節よりも高い位置で座ると仙腸関節への負担が増し、カルシウムの浪費を助長します)

以上述べたような問題を酵素セラピーとカイロプラクティックを用い改善することによって、薬の副作用無しに、ほとんどのレストレスレッグス症候群を解消することが可能です。

いかなる病気であったとしても、体内の栄養バランスは大切な鍵を握っています。食事療法の効き目に個人差があるのは消化・吸収の面を考慮していないからなのです。口から入れた栄養素が確実に体内で活かされているかどうかは胃腸の働きにかかっているのです。この点に着眼するのが酵素セラピーなのです。

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2013年6月17日月曜日

カンジダ症、対処法

カンジダ・アルビカンという真菌の一種が増殖するのがカンジダ症です。

引き金になる要因は穀物、砂糖の過剰摂取、抗生物質の多用などです。

カンジダ症になりやすい人の特徴は

  • 甘いものが大好き
  • 便、尿に悪臭がある
  • お腹が痛くなることが多い
  • ガスがよくたまる
  • 食欲旺盛で、勢いに任せて食べ過ぎてしまう
  • 抗生物質の長期使用
  • 便秘、便か硬い


消化、吸収機能を検査すると多くの場合は、

  • スークロース(砂糖)を消化できない
  • 胆汁の流れが悪い
  • 脂質、タンパク質の消化吸収力の低下
  • 腸内環境が悪い(悪玉菌が多く善玉菌が少ない)
などの結果が出ます。

解決策
  • 砂糖、小麦粉製品(パン、麺類、お菓子類などなど)をへらす。
  • 野菜、肉、魚、良質の脂質を中心に食べる。
  • 食前にエンザイム〔消化酵素〕を摂り、消化吸収を促し、強める。


真菌は甘いものが大好きです。甘いものの食べ過ぎは、真菌の餌をふやし、増殖しやすい環境を作ってしてしまいます。カンジダ症になりやすい方は、先にも述べましたが、スークロースの消化が不完全なため、未消化のスークロースが腸内に残り、真菌の餌になってしまうのです。

砂糖(スークロース)を含む食べ物を避けることは大切ですが、もっと根本的な問題は、スークロースが適切に消化できるようになることなのです。

そもそも甘いものを食べ過ぎてしまうのは、消化力の低下が根本にあります。甘いものを食べ過ぎるのはよくないことは皆さんわかっていると思いますが、やめられないのは、意志の問題ではなく、体の状態の鏡写しなのです。

どうして甘いモノが無性に欲しくなるのか?説明していますのでこのリンクをどうぞ

体が必要な栄養素で満たされてくると、やたらと甘いものを欲しくなる事が少なくなるはずです。

酵素療法では、消化の助けになる消化酵素を飲むだけではなく、繊維分解酵素〔セルラーゼ〕を空腹時に飲むことで、真菌の細胞膜の分解を促し、増殖を抑えます。

また、カンジダ症を防ぐためには、体内の善玉細菌と真菌のバランスを整えることも重要です。抗生物質を乱用すると善玉細菌の数が減り、真菌の数が増えてしまいます。

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2013年6月10日月曜日

果糖ブドウ糖液糖を避けろ

砂糖の過剰摂取がよくないことはご存知だとは思いますが、最近の加工食品やジュース類の甘味料は、もはや砂糖ではありません。

いま、一番使われているのはとうもろこしから作られるハイフルクトース コーンシロップ(HFCS)です。日本語での表示では果糖ブドウ糖液糖となっています。とうもろこしが原材料と聞くと自然食のようなひびきがありますが、実際は一種の加工食品で健康に対する弊害は計り知れないものがあります。

このタイプの甘味料は砂糖よりも安価で甘さも20倍ほどあります。よって、清涼飲料水製造業者にとってはコストが安く済むわけですが・・・・

HFCSは吸収されるスピードが速く、インスリンの過剰分泌を起こさせます。つまり、肥満、糖尿病を招くことにつながります。また脂肪肝の大きな原因のひとつでもあります。

吸収される過程で、エネルギーを余分に消費するため、慢性疲労の原因ともなります。

さらに、HFCSは腸の壁を痛め、傷ついた腸壁の間から未消化のタンパク質や腸内の有害バクテリアが体内に侵入しはじめます。これは、俗にリーキーガットと呼ばれアレルギー、自己免疫疾患、体全体の炎症(線維筋痛症)などの原因となっています。

痛風がある人はHFCSを避けることによって、尿酸値のコントロールが非常に楽になります。

HFCSの使用はは清涼飲料水だけではありません、ケチャップやとんかつソースなど数多くのソース類、加工食品に含まれています。




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2013年5月28日火曜日

意外と多いビタミンB12不足



ビタミンB12が体に十分供給されていない場合以下のような症状があります。

  • 加齢の加速
  • 頭の中に霧がかかったようになる
  • 心臓病
  • 子供の学習障害
  • 免疫不全
  • 不妊
  • 貧血(悪性貧血)
  • 多発性硬化症のような神経の問題
ビタミンB12 の供給源である動物性の食べ物を全く食べない場合(ベジタリアンなど)ビタミンB12が足りなくなることがおおいですね。(ベジタリアンでも、腸内環境がすこぶるよければ腸内の微生物がB12を作ってくれるという説もありますが・・・・)

あと、胃酸を止めるタイプの胃薬を慢性的に飲んでいる人はビタミンB12の不足が考えられます。
なぜなら、胃酸はB 12の吸収になくてはならないものだからです。(胃薬の弊害に関してはこの記事をどうぞ)。

一般の血液検査では正常と出ていても、ビタミンB12の不足がおきていることは多々あります。血中のB12を量るだけではなく、methylmalonic acid (MMA) や holotranscobalamin II (holo-TC)の値を見ることによって、より正確な診断をすることができます。

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2013年5月27日月曜日

紫外線がしみ、そばかすの原因ではない!

アメリカの街中で日本人の女性を見つけるのはとても簡単なんです。なぜなら、日焼けをしないために、真夏に長い手袋をしたり、大きなひさしの帽子をかぶったり、日傘をさしたり・・・・

紫外線を浴びることによってしみ、そばかすが増えてしまう、または皮膚がんなどのリスクが上がってしまうといった理由で日光を避けるわけですが・・・

しみ、そばかす、皮膚がんなどは確かに、紫外線を大量に浴びることによって誘引されますが、それは食生活が乱れ、肌を守るために十分な栄養が体に供給されていない場合のみなのです。

十分な野菜、良質のタンパク質、脂質を摂取していれば、しみ、そばかす、皮膚がんなどができることはまずありません。

以前皮膚がんを頻繁に患っていた人が、食事を改善することによって、パタッと皮膚がんにならなくなるケースは多々見てきましたし、食事の改善によって、しみそばかすなどができにくい肌に変わっていきます。

かえって、日光を避けることは、慢性的なビタミンD不足を引き起こし(日光が肌に当たることによってビタミンDが形成されます)、免疫力低下を招きます。

最新のリサーチによれば、ビタミンD不足とがん(皮膚がんだけではなく、ありとあらゆるタイプのがん)は深い関係があり、十分なビタミンDの値を保つことによって、がんのリスクを約4分の1に下げることができるそうです。

理想的なビタミンDの値は (血液検査で25 hydroxy vitamin Dの値を調べてください)最低でも50 ng/ml. あるとよいでしょう。

ビタミンDは日光浴が一番効果的です。ですが、冬は十分に日光を浴びることができませんので、ビタミンDを食事から摂ることが不可欠になります。(冬に風邪がはやるのはビタミンD不足と密接に関係しています)

私が一番勧めるビタミンD源はたらの肝油です。また、ビタミンD3サプリも利用するとよいでしょう。


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2013年5月21日火曜日

事前消化


事前消化って何?

Cow
牛や山羊などが複数の胃を持っているのをご存知ですか?これらの動物の一つ目の胃では、消化酵素や胃酸は全く分泌されません。草をよく噛むことにより、草に含まれるエンザイムが解き放たれ、そのエンザイムによる草自体の消化が一つ目の胃の中で行われます。これを事前消化と呼びます。しっかりと事前消化をした後で2つ目、3つ目の胃に送り込むことで、消化に費やすエネルギーや栄養素の浪費を防いでいるというわけです。
人間には胃袋は一つしかありませんが、実は事前消化は人間の体の中でも行なわれています。人間の体は、口から入った食べ物が胃に送られてから、若い方で30分、年配の方であれば45分間は胃酸を分泌しません。この時間は、食べ物に含まれるフードエンザイムによる事前消化のための、牛や山羊などの一つ目の胃と同じ働きをしているのです。本格的な消化は、事前消化で食べ物がある程度分解された後に始まります。
事前消化が適切に行われるためには、①よく噛むこと、そして②食べ物の中にフードエンザイムが含まれていること、の2つが必要となります。
事前消化の時点で、炭水化物の6割、タンパク質の3割、脂質の1割は分解することが可能です。事前消化がしっかりと行われていれば、体は足りない分だけの消化酵素を作れば良く、小腸、肝臓、すい臓などの消化臓器にかかる負担を大幅に軽減することができます。これが本来行われるべきである、一番自然な消化の流れです。
しかし、現代人の食事には、フードエンザイムが著しく欠けています。事前消化はほとんど行われないため、大半の食事は未消化のまま小腸に送られ手しまい、すべての消化を胃、小腸、すい臓に押し付けているのです。消化、吸収、排泄を行うために体は多大なエネルギーと栄養素を消費します。食後、仕事の能率が落ちたり、眠たくなるのはこのためです。
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2013年5月7日火曜日

骨折と骨粗しょう症薬

フォサマックスやボナロンなどのビスホスホネート製剤を骨粗しょう症患者に処方するのが一般的ですが、それらの薬を長期に渡って使用している患者に骨折が起きやすいことが明らかになってきました。骨は、破骨細胞によって骨が破壊され、その刺激を受けて、造骨細胞が新しい骨を形成します。しかし、ビスホスホネート製剤は破骨細胞により骨質が破壊されるのを阻害するため、骨密度の減少と骨折は一時的には防げるのですが、結局古い骨がたまってくるので、7、8年もとりつづければ、体中の骨は古い骨だらけで、もろくなってしまいます。

つい先日も、転んだだけで、指の骨を骨折した60代の女性が来られましたが、7年間ビスホスホネート製剤をのんでおられました。

アメリカでは、この手の薬が導入されたのが日本よりも早いので、長期服用からの骨折が数多くレポートされています。5年摂取をしてしばらく服用を止めるのが当たり前になりつつあります。(根本的な解決とは程遠いですが・・・・)

本当の解決策とは何か?

骨粗しょう症の人は運動を増やし(特に負荷がかかる運動)、骨の形成に必要な栄養素を食べ、消化、吸収できるようにしなくてはいけません。

骨粗しょう症と言えば皆さん口をそろえてカルシウムが必要と考えていますが、カルシウムサプリを摂取するだけで、骨粗しょう症が防げるのであれば、今頃だれも、骨粗しょう症になる人はいないはずです。

カルシウムは確かに骨形成に必要ではありますが、多くの人は吸収が効果的に出来ていません。カルシウムを吸収するためには胃酸が十分に分泌されている必要があります、なぜなら、カルシウムは酸性の環境でなければ腸壁から吸収されないのです。(胃酸を止める胃薬の弊害のひとつです)。

骨の形成においてカルシウム以上に重要なのはタンパク質です。これもまた、胃酸の分泌が少ないと、消化、吸収することが出来ません。

年配の人のほとんどは胃酸が十分に分泌されていません。一般の病院で胃酸過多と診断されて、胃酸を止める薬を処方されたけれども、薬を飲むことに抵抗がある人たちが、私のクリニックに訪れます。この人たちが実際どれだけ胃酸が分泌されているか検査を行った場合(これは任意の検査でほとんどの場合検査をするまでもなく、胃酸が出てないかどうかは、問診と触診でわかります)ほぼ100%胃酸の分泌は不十分であるという結果が出ます。

結論としては、運動量を増やし、食事改善と共に消化吸収を強くすることによって、骨粗しょう症は簡単に防ぐことが出来ます。


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2013年4月30日火曜日

寝違え、対処、ならない体作り

朝起きたら首が動かない、首の筋肉が硬直して、少しでも動かすと激痛が走るなどといった、いわゆる”寝違え”というのがありますよね。数日すればよくなるのですが、また同じことを何度も繰り返します。若い時はならなかったのに、最近やたらと寝違えると感じている方も多いのではないでしょうか?

寝違えは寝相が悪いからなるのではありません。根本的な寝違えの原因は、消化力の低下なのです。

寝違えを頻繁に起こすタイプの人は、接待や出張が多く、外食続きとか、仕事が夜遅く寝る前に食事をする習慣があったり、子育てが忙しくて早食いをしていたなど、慢性的に胃腸に負担がかかっています。

寝違えの典型的な症状である、肩甲骨の内側から首にかけての痛みは姿勢の悪さや背骨の歪みからくる場合もありますが、ほとんどの場合は胃腸の働きが低下していることから引き起こされます。とくに、右側の首、右肩甲骨の内側が痛くなる場合は、胆汁の流れが悪く、脂質とタンパク質の消化力が弱くなっています。

この問題を解決するためには・・


  • よく噛むこと
  • 食前に消化酵素を摂り、消化を助け促すこと。
  • 食後にりんご酢を小さじ一杯飲むことによって、胃の中の酸度を上げタンパク質と脂質の消化を促す。
  • ドカ食いをしないこと、寝る前に食べないこと。ジャンクフードを食べないこと。
  • 胃酸を抑える薬を飲まないこと(このことに関してこの記事を読んでください
  • 粗食ではなく、肉、脂を食べること。ただし、それらの消化がうまく出来ない人は、必ず消化酵素を摂る必要があります。
  • 野菜をたくさん食べる。
  • 穀物(小麦、米)を控える。
以上のことを守れば、寝違えはしなくなるはずです。




Day 80 - A Pain in the Neck / Menage a Moi


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2013年4月29日月曜日

不眠症を改善する方法

夜よく寝れない人、睡眠の質が悪い、夜中に何度も目が覚める、一度目がさめるとしばらく眠れないなど、睡眠に関する問題を持っている人は非常に多いですね。


一般に処方される睡眠薬は眠る助けにはなりますが、実際睡眠中に起こるべき体の修復が効率的に行われないため、朝起きた時に疲れが残っていたり、頭がスッキリしなかったり、自然の睡眠とは全く違うものです。
睡眠の質または量が不十分で、夜にしっかりと体が修復できないことが長期的に続けば、必ず健康を害することになります。このことに例外はありません。
睡眠不足による弊害は・・・
1.免疫力を下げる。
2.インスリン抵抗が増し、代謝が落ちる。つまり、太りやすくなるということです。
3.記憶力が落ちる。思考能力が低下する。
4.鬱になりやすくなる。
5.炎症が起きやすくなる。現代病の根本原因ともいえますね!
6.結果的に、寿命が短くなる。
当然、睡眠不足による弊害はこれだけではありませんが、
睡眠を改善するために出来ることをいくつか挙げますと・・・
  • 副腎を健全に保つ。(副腎に関する記事はこちら
  • デトックスを行うこと。(デトックスに関する記事はこちら)私が薦めるデトックスをおこなって、不眠症が改善しなかった人は一人もいません。
  • 野菜をしっかりと食べること。
  • 穀物摂取を控えること。
  • 良質の油、タンパク質をしっかりと食べること。消化がうまく出来ない人は消化酵素を一緒に飲んでください。
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2013年4月17日水曜日

砂糖、合成甘味料


合成甘味料のほうが砂糖を摂るよりよいのではないかと考えている人が多いのではないでしょうか?

結論的にはどちらも悪いのですが、糖尿病に関して言えば、合成甘味料を頻繁に摂取する人のほうがリスクが高くなるそうです。

6万6千人を対象に14年間行われたリサーチによりますと、合成甘味料を摂取したグループのほうが砂糖を摂取したグループと比べて、糖尿病になるリスクが4倍になります。

合成甘味料はカロリーが少ない、もしくはほとんどないといわれていますが、味覚としては甘さを砂糖と同じ、もしくはそれ以上に感じます。結果、脳は大量のインスリンを分泌する準備を始めます。このようなことが長期にわたって続くことによって、糖尿病になる一歩手前におきる、インスリン抵抗というものができ、糖代謝がどんどん悪くなってしまうのです。

Fagherazzi et al.  Consumption of artificially and sugar-sweetened beverages and incident type 2 diabetes in the Etude Epidémiologique auprès des femmes de la Mutuelle Générale de l’Education Nationale–European Prospective Investigation into Cancer and Nutrition cohort.  Am J Clin Nutr,  2013;97:517-

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2013年4月8日月曜日

酵素栄養学、現代栄養学、巷の健康食療法

基礎科学によれば、炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルといった栄養素は体の正常な機能にすべて必要であると説明されているのにもかかわらず、巷では、”炭水化物を食べるな”とか、”肉は避けろ”とか、”油はとるな”とか、”コレステロールは避けろ”とか、”飽和脂肪酸は血管を詰まらせる”とか、ベジタリアンが良いとか、マクロビが良いとか・・・・・いったいどこに真実があるのでしょう?

確かなのは、私たちの体は少なくても炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル、酵素(現代栄養学の教科書ではまだ述べられていませんが・・)を必要としています。それ以外にも、これはアンチエージングに効果的だ、あれは癌に効くだ、ボケを防ぐだ・・・・などと日々発見され続けている微量栄養素も必要でしょう。それらすべての栄養素は確かに重要な働きをしているでしょうが、それらはまるでジグソーパズルのひとつを見つけたようなものです。今も昔も人は不老長寿の答えを探し続けているわけですが、すべての病気を解決するマジックピルなどどこにも存在しないということです。

Dr.Loomis、Dr.Pottenger、Dr. Weston Priceから学んだことは、加工食品を避け、一物全体食が基本であるということと、何を食べるかだけではなく、食べたものが確実に消化、吸収、運搬、代謝、排泄を正しく行えば、体にもともと備わった(神から授かった)英知によって、ほとんどの場合は正常な機能を取り戻すこと(病気から治ること、病気を防ぐこと)が可能なのです。そこに注目しているのが、酵素栄養学なのです。

酵素栄養学に基づくエンザイムセラピーは個人差があるということを本当の意味で理解し、個人差に基づいて、カスタマイズした治療プランを立てていきます。

数ヶ月前に来院された、50代半ばのやせた白人女性は疲労感と酒さ(顔面、特に鼻を中心とした頬や額の血管が拡張して赤くなる症状のこと)といった悩みを持っていました。酵素栄養学に基づいた検査を行った結果、胃酸の分泌の減少から、タンパク質、鉄、ビタミンB12などの栄養素が十分に消化、吸収できていなかったことが主な原因でした。それらを改善したところ、疲労感は消え、肌の状態も改善しました。

彼女は私のところに来る前は、疲労感は精神的なものだと診断され、抗鬱剤を服用し、酒さに関しては抗生物質を処方されていました(これは皮膚科の医者が行うスタンダードな治療法です)。抗生物質をのめば酒さの症状は一時的にはおさまりますが、薬を摂るのをやめるとすぐに戻ってくるのを繰り返していました。。


検査の結果や症状で診断を下し、それに対し治療していくのが西洋医学。このやり方で致命的に欠落しているのは、何故問題が起きたのかを追求することです。西洋医学のやり方では、一時的な症状の消失はあったとしても、根本解決は、まずありえません。

西洋医学の真髄は緊急医療、救命医療であり、生活習慣が原因のがん、糖尿病、心臓病、自己免疫疾患などの現代病には無力なのであります。


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2013年4月6日土曜日

現代人が患う病気の根源 リーキーガット 1



2000年以上も前に医学の父と称されるヒポクラテスは

”すべての病気は胃腸から始まる(All disease begins in the gut)”といったそうです。

彼が述べたこの言葉がどれほど的を得ていたかが、最近になってようやく理解されつつあります。

腸の壁はまるで絹の糸で織られた布のようにとても目が細かく、バクテリア、未消化の食べ物、有害物質などの侵入を防いでいます。しかし、乱れた食生活、消化力の低下、不安定な血糖値などの理由で、慢性的な腸壁の炎症が引き起こされ、腸壁が毛糸の編み物のように目が荒くなり、体内に入るべきでないものが侵入し始めます。


このような状態のことを、リーキーガットと呼びます。(リーキーとは漏れているという意味、ガットとは腸のことです)。

腸壁の働きを例えて言えば、空港のセキュリティゲートのようなものです。安全に搭乗者が飛行機に乗れるように、セキュリティを通過する際に航空券以外にも、本人確認や、所持品検査などを行います。しかし、もしも、セキュリティの職員が居眠りをしていたり、ゲートが開いていたらどうでしょう、テロやハイジャックがいつ起きても不思議ではありません。

多少の異物が侵入することは腸壁が正常な状態であったとしても起こります。

その時のために備え、腸壁の周りには多くの白血球が常に待機しています。体の中にあるべきではないものが侵入すると免疫システムが作動し、バクテリア、未消化の食べ物、有害物質などを攻撃し始めます。しかし、リーキガットの状態では異物侵入の数があまりにも多すぎて、白血球がその処理に明け暮れてしまい、結果的に体全体の免疫力を下げることになってしまいます。

リーキーガットが及ぼす健康に対する影響は計り知れません。肥満、糖尿病、心臓病、癌、自閉症スペクトラム疾患、うつ病、慢性疲労・・・など、挙げればきりがありません。

長期に渡りリーキーガットを放置することによって、やがて白血球が誤作動をし始め、攻撃するべきでないものまでも攻撃するようになります(免疫システムの過剰/異常反応)。最近のリサーチでも、リーキーガットによって食物アレルギー、リウマチや橋本病といった自己免疫疾患などが引き起こされることが明らかになってきています。

体にとってのセキュリティゲートである腸壁がリーキガットになっているということは免疫システムにとっては多きな負担になります。もしあなたの腸壁がそうなのであれば、リーキーガットを修復することは健康を回復、維持する上でまず初めに取り組むべき課題といえるでしょう。


リーキーガットになる主な原因
  • ラーメンやコンビニ食品の氾濫によって、精白された穀物、砂糖、コーンシロップ、加工食品の過剰摂取
  • 特に小麦製品の摂りすぎは腸にダメージを与える。
  • 精神的ストレスの増加
  • 薬の過剰摂取、日本人は薬の摂り過ぎ。抗生物質、避妊ピル、抗炎症剤など、多くの薬は胃腸に多大なダメージを与える。


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2013年4月1日月曜日

美しい肌を作るための栄養素、その8 セレニウム

セレニウム

セレニウムはミネラルの一種で、非常に有効な抗酸化物質です。以前に述べました、肌に健康に欠かせないグルタチオンが正常に働くためにセレニウムが補酵素として必要になります。

セレニウムは活性酸素からのダメージから体を守ります。多くの研究者は、セレニウムによって、皮膚がんやその他のがんののリスクを軽減させるために大変有効であると考えています。

実際、セレニウムを多く含む土壌の地域はがん発生率が低いという調査結果があります。

前回のビタミンE に関する記事で、人工ビタミンEではなく、自然な食事からビタミンEを摂る事が大切であると 述べましたが、自然な食べ物に含まれるビタミンEにはセレニウムが含まれているのです。

(自然なビタミンEには多くの栄養素が含まれます。セレニウムはその一部です。一方、大半の人工ビタミンEはアルファトコフェロールのみを含みます)

セレニウムを多く含むの食材は
  • レバー
  • 魚介類
  • ブラジリアンナッツ
今回で美しい肌を作るための栄養素シリーズを終えます。これまで読んだ方はもうお分かりかもしれませんが、肌の健康を守ることは、体全体の健康につながります。また、一種類の栄養素では肌をきれいにすることなど不可能であることもご理解いただけたのではないでしょうか。

このシリーズで挙げた栄養素以外にも大切なものはたくさんありますし、体が必要とする栄養素の量は、年齢、性別、ストレスレベル、環境因子によって常に変化していることもお忘れなく。

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2013年3月31日日曜日

美しい肌を作るための栄養素、その7  ビタミンE

ビタミンE

ビタミンEは脂溶性のビタミンで、肌を外の環境から守る皮脂は、ビタミンEを多く含むものを食べることによって作られます。ビタミンEは抗酸化物質で、抗炎症作用もあります。活性酸素によるダメージから肌を守るために、大変有効な栄養素といえるでしょう。また、グルタチオンの生成を助ける役目もあり、抗酸化の働きをさらに強めます。十分なビタミンEの摂取は肌の炎症、老化、紫外線からのダメージを防ぎ、皮膚がんのリスクを下げるとも言われています。

炎症の元となるアラキドン酸の生成を抑える作用もあるため、アトピー性皮膚炎や乾癬などの炎症を伴う肌の問題にも有効です。

ビタミンEを多く含む食材はブロッコリ、アスパラガス、ケール、メキャベツ、アーモンド、ほうれんそうなど。これらの食材を油と一緒に食べることによってビタミンEの吸収が良くなります(ビタミンEは脂溶性のビタミンだから)。
サラダオイルにも含まれていますが、サラダオイルは私は勧めません。

多くのマルチビタミン剤にはビタミンEが含まれていますが、これもわたしは勧めません。ビタミンCの記事でも述べましたが、ビタミン剤に含まれるビタミンEはほぼ100%アルファ・トコフェロールといわれる化学物質で、自然な食材に含まれるビタミンEのほんの一部の要素に過ぎません。このような不完全な形の化学物質を長期的に摂取すると、がん、心臓病のリスクが上がるといわれています。安価なサプリメントはかえって害をもたらすということです。一物全体食から摂取することが基本です。


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2013年3月29日金曜日

美しい肌を作るための栄養素、その6 硫黄 

硫黄

硫黄という言葉を聞くと、連想するのは温泉、卵などではないでしょうか?しかし、栄養素として硫黄が大切であることはあまり語られることがありません。

硫黄には肌を健康に保つだけではなく、体全体の健康を保つ上で重要な役目を果たしています。

ビタミンCと同じく、硫黄は健全な肌の元になるコラーゲンの形成に無くてはならない栄養素です。コラーゲンが正しく形成されることによって、肌がみずみずしく、はりがある状態を保つことができます。逆に、コラーゲンが足りないと、しわが多くできてしまいます。

また、硫黄は強力な抗酸化物質であるグルタチオンが体内で作られる過程でなくてはならない栄養素でもあります。活性酸素からのダメージから体を守るのが、抗酸化物質の役目ですが、抗酸化物質が十分にないと、活性酸素によってDNAが傷つけられ、結果、老化現象が進んでしまうのです。グルタチオンには炎症を深いかかわりのあるプロスタグランジンという物質をコントロールする作用もあり、この面からも肌の健康に大きく貢献するといえるでしょう。

硫黄を多く含むも食べ物は、卵、肉、魚といった動物性のものと、にんにく、たまねぎ、メキャベツ、ケールなどの野菜にも含まれています。

硫黄を含むアミノ酸はメチオニンやシスチンで、動物性のものに多く含まれています。

一般的に、野菜や果物を多く食べ、肉や油ものを避けることが健康食のように思われていますが、それは大きな間違いです。野菜や果物は確かに大切ですが、肉や油も同様に大切なのです。

年配になっても、はつらつとしている人は、胃腸の問題が無く、肉や油ものをペロッとたいらげてしまうタイプの人です。かつて、金さん、銀さんの娘さんたち(みんな長生きをしている)のインタビューで、好物は何かと聞かれ、みんな声をそろえて”肉が好き”とおっしゃっていたのを思い出します。肉や油は、タンパク質、アミノ酸、脂肪酸だけではなく、ビタミンやミネラルの宝庫なのです。

肉や油が敬遠されるのは、胃腸が弱っているために、肉や油が適切に消化吸収できず、そこから栄養素を吸収するどころか、かえって胃もたれ、胸焼け、便秘、下痢といった体の不調を感じるからです。ですから、肉や油からの栄養素を100%活用するためには、よく噛むことや、食前に消化酵素を摂ることは非常に有効なことなのです。

余談ですが、
温泉につかることやグルコサミンやコンドロイチンの摂取が関節に良いのはそれらに含まれる硫黄成分が主な理由です。
コラーゲンは肌の健康だけではなく、関節の健康にも不可欠で、先に述べましたように、コラーゲンの形成に硫黄が必要だからです。関節痛みに関する記事はこちらをどうぞ


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2013年3月27日水曜日

美しい肌を作るための栄養素、その5 ビオチン

ビオチン

ビオチンは別名、ビタミンHまたは、ビタミンB7と呼ばれる水溶性のビタミンです。脂肪酸の代謝と深い関わりがあります。肌は常に外の環境にさらされ、ダメージ受けやすいため、肌細胞は頻繁に入れ替わります。その中で脂肪酸は肌を外の環境から守るため、また保湿のために、大変重要な役割を果たしています。ビオチンが十分に供給されていない場合、脂肪酸の代謝が正常に行われなくなり、肌を守ることができなくなってしまいます。

ビオチンが欠乏すると毛が抜けたり、口の周り、顔面、頭皮等が赤く炎症を起こします。また、頭皮がドライになり、ふけの原因ともなります。

ビオチンは基本的に腸内バクテリアが作ることができるので、正常な腸内環境がある場合は心配する必要はありませんが、私の経験上、正常な腸内環境を持ち合わせている人は少ないように思います。

ビオチンを多く含む食材の代表は卵の黄身とレバーです。しかし、生卵の白身の部分はビオチンの吸収を妨げるので、卵を食べる時は、少し火を通したほうがよいでしょう。

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2013年3月25日月曜日

美しい肌を作るための栄養素、その4 必須脂肪酸 オメガ3

オメガ3

オメガ3とは必須脂肪酸と呼ばれるもので、ビタミンCなどと同じように体内で作ることができないため、食べ物から摂取しなくてはいけません。オメガ3にはすばらしい抗炎症効果があります。

必須脂肪酸にはオメガ6というのもありますが、現代日本食では加工食品やサラダオイルの摂りすぎで、オメガ6の過剰摂取になっている傾向があります。オメガ6の過剰摂取は体全体に炎症を引き起こす大きな原因です。オメガ6とオメガ3の摂取量比率を悪くても4対1、できることなら2対1にすることができれば、全身における抗炎症効果が期待できます。ちなみに、加工食品や、サラダオイルを多用する現代食ではではオメガ6とオメガ3の比率は10対1といわれています。

炎症は肝、腎,胃、関節、脳、髄膜、などの病名からもわかるように病気と深い関わりがあります。肌の問題も決して例外ではないのです。

一般的に西洋医学では炎症がある場合は抗炎症剤を処方します。ステロイド剤はその中でも、最も強い薬で、炎症を直ちに鎮めることができますが・・・・問題は、根本的な解決には全くなっていないということなのです。免疫力を下げる副作用があることも勧められない理由です。

炎症はそもそも痛んだ組織を修復する過程であり、体にとって大切な機能なのです。無理やり押さえ込まず、体が速やかに修復できる環境を整えてあげることが重要なのです。その過程においてオメガ3は必要不可欠な栄養素なのです。

オメガ3は炎症を引き起こすアラキドン酸の働きを抑え、炎症を減少させることによって、にきび、アトピー性皮膚炎,乾癬、酒さ、肌のかゆみ、肌の赤み、紫外線によるダメージなどの問題から肌を守ります。

オメガ3を多く含む食べ物は亜麻仁油や魚の油です。私はたらの肝油をサプリメントとして勧めています。しかし忘れてはいけないのは、オメガ3がいいのではなく、オメガ6とオメガ3の比率が4対1から2対1であることが重要なことです。現代の典型的な日本食では、オメガ6が摂りすぎになる傾向があります。意外と思われるかもしれませんが、オメガ6の摂取量を減らすために、最も避けるべき食品は加工食品(インスタント食品、コンビニ弁当、冷凍食品などなど)とサラダオイルです。油に関する情報は、シリーズで書いた以前の記事を参考にしてください
Fermented Cod Liver Oil
P.S.
亜麻仁油よりも肝油を勧める理由は・・・
亜麻仁油は植物ですので、オメガ3は入っていますが、DHA,EPAを含んでいません。DHAやEPAは体内で、オメガ3脂肪酸を原材料とし作る事ができますが、効率はあまりよいといえません。それよりも動物性で自然にDHA, EPAを含んでいる肝油を勧めます。また、脂溶性ビタミン(特にビタミンAとD)を多く含む発酵たらの肝油はスーパーフードといえるでしょう。


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2013年3月22日金曜日

美しい肌を作るための栄養素、その3 ビタミンC


ビタミンC

ビタミンCはコラーゲンが体内で造られるときに無くてはならない栄養素です。ビタミンCが重度に欠乏すると壊血病という病気になりますが、壊血病の初期症状の一つは、肌が非常にドライになることです。また、歯茎からの出血や、疲労感、傷がなかなか治らない、すぐに風邪を引いてしまったり、といった事なども典型的な症状ですが・・・・そのような症状を訴える人は周りにたくさんいますよね!そのような方はビタミンC不足をまず疑ってみてください。
ビタミンCを十分に摂取することによって、肌の健康が改善されるという結果を出したリサーチはたくさんあります。特に、しわの予防、紫外線からの保護、保湿効果などが期待できます。
現代日本において、壊血病に至るほどの重度のビタミンC欠乏に陥ることはあまり無いようですが、慢性的に必要量を大きく下回っているケースは多々あるように感じます。とくに、新鮮な野菜や果物を日ごろから摂取していない人はその傾向があるように思われます。

ビタミンCを多く含む食材は

  • 緑黄色野菜
  • 柑橘系の果物
  • バジル、パセリ、パクチーなどのハーブ
  • ジャガイモ(以外ですが・・・)
ビタミンCは熱に弱いため、手早く炒めるか、生で食べることが栄養素を最大限に利用するコツです。

ここで、人工ビタミンと自然な食べ物に含まれるナチュラルビタミンの違いについて、少し話しておきましょう。

厚生労働省でビタミンCはアスコルビン酸のことであると規定されています。

通常、サプリメントに入っているアスコルビン酸は野菜や果物から抽出したものではなく、工場で生産された化学物質が使われています。しかし、化学物質の極度に純粋なアスコルビン酸と新鮮な生の野菜や果物に含まれる自然なビタミンCでは多きな違いがあります。自然なビタミンCにはアスコルビン酸以外にP, J, K factors, tyrosinase, bioflavinoid complexes などが含まれています。アスコルビン酸は枠のようなものなのです。ですから、アスコルビン酸しか含まないビタミンCはまるで空っぽの箱のよな物なのです。

下の図を見ていただければよくわかると思いますが、人工ビタミンと自然のビタミンでは大きな違いがあります。

実際、ビタミンCの欠乏症で起こる壊血病は人工ビタミンCでは治療することができません。

人工ビタミンが使われているのはビタミンCだけではありません、一般に販売されているサプリメントの多くは、人工ビタミンです。そのようなサプリメントで本来食事から摂れる栄養素をまかなうことはできません。





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2013年3月20日水曜日

美しい肌を作るための栄養素、その2 亜鉛 


亜鉛

亜鉛は肌の形成過程において必要不可欠な栄養素の一つです。数多くある亜鉛の働きの中でも最も重要なのは、亜鉛が血中でビタミンAを運搬する働きがあるということでしょう。(ビタミンAに関しては前回の記事をどうぞ

しかし残念ながら、現代人は非常に亜鉛が不足しているといわれています。

亜鉛は40種類以上のの酵素が正常に働くために無くてはならない補欠分子族といわれるものです。多くの代謝酵素が正常に働くための補酵素として亜鉛を必要としています。

その他、傷の修復、DNAの形成、細胞分裂、抗炎症作用、紫外線からの保護などにも欠かすことの出来ない栄養素です。

亜鉛が不足している時の自覚症状としては・・・


  • 抜け毛
  • 味覚障害
  • 股関節の痛み
  • 食欲減退
  • 免疫力の低下
  • 足がくさい

亜鉛を多く含む食材は・・・
  • レバー
  • 牛肉
  • 羊の肉
  • オイスター
  • 貝柱
  • 貝類全般
  • ナッツ類

亜鉛が不足する理由として一番にあげられるのは、近代農業が化学肥料を使いすぎ、一種類のものを大量生産してきたことなどによって土地が疲弊してしまったことです。

また、穀物(シリアルや玄米)に含まれるフィチン酸を摂取することによって、亜鉛の吸収が妨げられています。


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2013年3月14日木曜日

美しい肌を作るための栄養素、その1 ビタミンA



皮膚科の医者にかかっても食事の改善に関しては、あまり語られることはありませんが、綺麗な肌の一番の秘訣は食事にあります。 ニキビ、吹き出物、酒さ(ロザケヤ)、乾燥肌、シワなどに悩まされる人が多くおられますが、根本的な問題は食事にあります。高価なクリームや薬を飲んでも効果がイマイチもしくは一時的と感じるのは、根本的な原因が取り除かれていないからです。
肌の状態は体全体の状態の鏡写しとも言えます。 ですから、肌の改善のために食事を見なおせば、ボーナスとしてすべての健康面が改善されます。

まず今日はビタミンAについて説明します。
ビタミンAはレチノールと言われる栄養素で、健康な肌を作るためには最も重要な栄養素といえるでしょう。
ビタミンAは表皮の細胞が正しく形成されることを促し、脂肪腺からの分泌(ニキビの原因となる)を抑制します。また、ホルモンの過剰分泌を抑えます。(性ホルモンが出すぎてしまう事によって肝臓に負担がかかります。その時、同時に活性酸素が大量に発生します。それがニキビや吹き出物が生理前に出る最大の原因となっています)。

ビタミンAが不足すると肌の潤いがなくなり、乾燥肌、鮫肌といった状態になります。
ビタミンAと言えば、人参やトマトと思われる方が多いと思いますが、実は人参やトマトに含まれる栄養素はカロチンと言って、ビタミンAの前駆体であり、体内でビタミンAに変換される必要があります。変換がスムーズに行える人は人参やトマトを食べることによってビタミンAを形成することができますが、この変換率には個人差があります。特に小さい子供や糖尿病の人はこの変換がうまく出来ません。
一番効率がいいのは、すでにビタミンA(レチノール)を含むものを摂取することです。それらの食材は、レバー、たらの肝油、有機バター、有機卵の卵黄、有機鶏肉(特に皮の部分)。私どものクリニックではたらの肝油を薦めています。たらの肝油にはビタミンA以外にも肌に大切な栄養素が多く含まれています。

つまり、動物性の食べ物なんです。動物性の食べ物には大切な栄養素が多く含まれています、しかしその栄養素を利用できるかどうかは、消化、吸収力、解毒力によって左右されます。ですから、消化、吸収、解毒がうまく出来ない人は、いきなり肉や脂を食べ始めると、体調がぐずれてしまうケースが多々あります。このことをどうか忘れないようにしてください。消化に関してこの記事をどうぞ読んでください


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2013年2月27日水曜日

血糖値を安定させる基本ルール


まず下のグラフを見てみましょう。これは日経新聞に出た記事(2012年7月25日)からです。炭水化物、特に穀物が主体の食事をした後は血糖値が急激に上昇し、その後すぐに急降下しているのがわかると思います。血糖値が非常に下がってしまった時は真昼間でも強い眠気を感じたり、イライラしたり、疲労感を感じたり、頭痛が出たり・・・といろいろな症状が現れます。一方で2日めのところを見ると、比較的血糖値は安定しています。血糖値が安定している時は、元気がありますし、精神的にも安定しています。又睡眠時に、血糖値が安定している場合は深く寝れますが、血糖値が低いと睡眠は浅く、一度起きてしまうとなかなかもう一度寝付けなかったり、非常に不安な気持ちで真夜中に目が覚めてしまったり・・・鬱と思わせるような症状も出てきます。
説明: 上のグラフは、46歳男性の3日間の食生活と血糖値の推移を記録したもの。グラフが大きく波打っている部分に注目したい。パンやカレーなどの糖質を食べた後は、血糖値が急激に上がり、その反動で急激に下がっている。一方、糖質制限の食事をした後は血糖値があまり上がらず、下がり方も小さい。1日目は夜間に極端に下がったため不眠になり、2日目はよく眠れている。(提供:新宿溝口クリニック)


脳の燃料は糖であり、脳が正常に働くためには常に一定の糖分が供給されている必要があります。高すぎても低すぎてもいけないのです。

血糖値を一定の値に保つことは、体の中の数多くの臓器、ホルモンが連携プレーをすることによって達成することが可能なのです。

血糖値を一応基準値に保つことができていたとしても、体が余裕を持ってできる場合と、なんとかギリギリで出来ている状態とでは、大きな違いがあります。

前にも述べましたが、たとえ血液検査やMRIなどの精密検査で異常が見つからないとしても、すべての臓器がやるべき仕事を100%行なっているわけではありません。ただ病気ではないというだけのことなのです。

血糖値が不安定になっている状態とは糖尿病予備軍の典型的な特徴です。

血糖値が不安定になりつつあるサイン

  1. 食後眠たくなる
  2. 朝なかなか起きられない
  3. コーヒー無しでは暮らせない
  4. 食べると少し楽になる
  5. 甘いモノを欲する
  6. 食事を抜くとイライラしたり、とても疲れやすい
  7. 睡眠が浅い
血糖値を安定させるための食事プラン(低血糖症、インスリン抵抗どちらであったとしても、食事療法なしでは血糖値を安定させることはできません。)


  • 朝食を抜かない 血糖値が不安定な人が朝食を抜くことは更に血糖値を不安定にさせてしまいます。しかし皮肉なことに、血糖値が不安定な人の多くは朝あまり食欲がありません。朝食を食べたとしても、穀物、甘いもの、カフェイン(トースト、菓子パン、コーヒーといった物)を食べることによって血糖値が急激に上がってしまい、目が一瞬覚めるような気がしますが、長続きはせず、更に血糖値を不安定にさせる事に繋がります。血糖値を安定させるための理想的な朝食は良質のタンパク質と脂質を必ず摂取することです。量は消化能力によって加減する必要がありますが、基本的には少量で構いません。私が個人的に使うのはStandardProcessのSP CompleteとGreen PasturesのCod Liver Oilです。

  • 頻繁に少量の食事をする(2から3時間毎) 食事と食事の間が長くなればなるほど、血糖値のコントロールをするために副腎、肝臓、すい臓などの臓器が余分に働かなくてはいけません。そもそもこれらの臓器が疲れているのが原因で血糖値が不安定になっているわけですから、頻繁に食べることによって臓器を休ませ、修復することが可能になります。特に副腎が本来の働きを取り戻せば、将来的には頻繁に食べる必要はなくなります。

  • 野菜、良質のタンパク質と脂質を中心に食べる 食べて良い物は野菜全般。ただし、でんぷん質の多いイモ類はほどほどにして下さい、線維を多く含むサツマイモなどのほうがジャガイモのようなあまり繊維質を含まないものより血糖値を急激に上げないのでよりベターです。タンパク質は豆、卵、魚、鶏肉など。脂質に関しては、調理に使う(熱を通す)時はバター、ラード、ココナッツオイル、サラダにはオリーブオイル、サプリとして摂りたいのは肝油/フィッシュオイル、フラックスシードオイル。

  • 果物はほどほどに 果物は糖分が多いため、食べ過ぎればやはり血糖値を不安定にさせます。また、朝健康に良いと思って人ジュースを飲む人がいますが、人参ジュースは非常に糖分が高いので勧められません。私も朝、野菜ジュースを飲みますが、人参はほんの少しで、ほとんどが甘くない野菜で作るようにしています。

  • 穀物やスウィーツを避ける 穀物やスウィーツは血糖値を急激に上げ、その後急激に下る事を招きます。どうしても食べたい場合は、穀物やスウィーツと共にタンパク質、脂質、線維を多く含むものを食べて下さい。糖分が吸収される速度が遅くなりますので血糖値を不安定にさせにくくなります。体の機能が回復すれば、少々の穀物やスウィーツを食べても大丈夫になります。

  • カフェイン飲料を避ける 血糖値が不安定な人であればあるほど、コーヒーなどに依存している傾向があります。血糖値が下がり過ぎてしまった時に眠気や倦怠感、頭痛を感じる場合が多々あり、そのような時にカフェイン飲料を摂ると血糖値が引き上げられ、これらの症状が緩和されるのですが、これはほんの一時的な作用しかなく、結果的には血糖値の値がローラーコースターのように激しく上下することを助長してしまうのです。不安定な血糖値を解消するためには、カフェイン断ちは必ず実行しなくてはいけません。上記したアドバイスを行えば、コーヒーに頼らなくても大丈夫になってきます。
上記したアドバイスは非常に有効で、実際行えば現在糖尿病の方でも血糖値が安定してくるのを実感されるはずです。ましてや糖尿病予備軍の人であれば、究極の糖尿病予防となるでしょう。
しかし実際これらのアドバイスを素直に受け入れる事ができないのが現実ではないでしょうか?、なぜなら、多くの人は穀物と甘いものが大好物なのです。でもどうしてそうなのでしょうか?

その何故を解き明かすのが、酵素栄養学なのです。そのことに関しては過去のブログをどうぞ
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2013年2月26日火曜日

胃酸過多???胸焼けの対処法を考えなおしましょう


胸焼けの症状は胃酸が出すぎることによって起きているのではありません。

胃酸過多という言葉は非常に誤解を招く言葉です。

胃酸が出過ぎるということは、生理学的に考えてまずありえませんし、胃酸の出すぎで胸焼けが起きているのでもありません。

このように説明してもなかなか理解していただけないのは、胃酸を抑える薬を飲めば一時的に症状が緩和されるからです。胃酸を抑えて、症状が消えるのであれば、胃酸の出過ぎに決まっているじゃないか!!と考えるのは(医者も含めて)当然であると思うのですが・・

胃酸の出すぎが原因でないのなら、なぜ、胸焼けが起きるのか?

胸焼けが起こる大半の原因は、実は十分に胃酸が出ていないからなのです

胃酸が十分に分泌されていないため、消化が不完全になり、食べ物が小腸の方に進まず(消化が不十分なため、小腸が拒むわけです)、食道の方へ押し返されてしまうのです。

消化不良のために逆流してきた食べ物のなかには、少量ですが、胃酸が含まれています。元々胃酸に対応するようにはできていない食道に少量とはいえ胃酸が食道粘膜に触れることによって、胸焼けの症状が出るのです。

更に問題を悪化させる要因として、栄養不足、精神的なストレスや暴飲暴食がさらに粘膜は弱くさせるため、少しの胃酸でも胸焼けの症状が出てしまうのです。

原因は胃酸の出すぎではありません、根本的な原因は胃酸が十分に分泌されていないために起こる消化不良と生活の乱れから来る粘膜の弱さなのです

一般的な対症療法の危険性

胃薬で胃酸を止めたり、中和することによって弱った粘膜を刺激しなくなるため、症状は一時的に消えたかのように見えますが・・・本当にこれでいいのでしょうか?

胃酸を止めることで、たしかに症状は止まりますが、その代償は限りなく大きいのです。

胃酸を抑えたり、中和する薬を長年服用している人は老化が早く、腰、首、股関節、膝などの関節が痛くなったり、髪の毛が薄くなったり、疲れやすかったり、肌の潤いが無かったり、とりあえず老け込むのが早くなります。なぜなら、

胃酸は健康維持のために欠かせない物質だからです。

ちなみに、胃酸の分泌量は20代にピークを迎え、40代では約半分になります。胃酸の分泌量は若さと、健康のバロメーターと言っても過言ではありません。


胃酸の重要な役割

1.ビタミン、ミネラルの吸収

十分な胃酸の分泌なしではありとあらゆるビタミン、ミネラルの吸収が阻害されます。
特にカルシウム、鉄分、ビタミンB12、マグネシウム。骨粗しょう症、貧血、慢性疲労、肩こり、頭痛・・・の原因となります。

2.タンパク質の消化、吸収

胃酸が十分に分泌できないと、タンパク質分解酵素を活性化することができません。すなわち、胃の中で行われるはずの、タンパク質の消化、吸収が適切に行えなくなってしまいます。

体の大半はタンパク質で出来ています。当然ですが体を作る材料が供給されなければ、新しい細胞、骨、肌、臓器を作ることが出来ません。結果として、病気がちになり、老化を早めてしまうのです。甲状腺、副腎、腎臓、肝臓など多くの臓器は蛋白質なしでは正常な機能を保つことができません。

また、椎間板や関節のクッションになる軟骨部分は、十分なたんぱく質の補給無しでは、健全な状態を保つことが出来ません。特に若くして、椎間板ヘルニアを患う人は多くの場合、タンパク質の消化・吸収に問題がある人が多いように思います。

3.解毒

胃酸によってバクテリアやウイルスを殺します。胃酸を薬で抑えることによって、感染症にかかるリスクが増えます。


胃酸を抑える薬の副作用は挙げれば切りがありません。最近発表された学術論文でも、胃酸を止める薬について警鐘を鳴らしています。骨折、細菌感染、肺炎、骨粗しょう症などは典型的な副作用であると述べられています。 

精神面への影響

最近非常に増えている鬱(うつ)や他の心の病にも、胃酸は深い関わりがあります。健全な心の状態を保つためには、脳内ケミカルバランスが必要で、特にセロトニンという物質がうつ病を患う人の脳で少なくなっています。どうしてセロトニンが減るのでしょうか?セロトニンはトリプトファンというアミノ酸からできています。アミノ酸はタンパク質の中に含まれているわけですから、タンパク質の消化がうまくなっていなければ、十分なトリプトファンも供給できません。よって、セロトニンが不足するのも致しかたないのです。


癌のリスク

NPO法人日本胃がん予知、診断、治療健康機構によれば胃酸の刺激によって分泌されるペプシノゲン(タンパク質分解酵素の活性化全の物質)の血中の量が減少すると胃がん発生率は健康な人の6-9倍高くなるとのことです。
つまり、胃酸を抑えてしまうと、ペプシノゲンが分泌されなくなるので、結果、血中ペプシノゲンが減り、癌リスクを高めることになります。


胃酸が十分に分泌できなくなる理由
  1. 年齢。20歳代がピークで、40歳代には20歳代の約半分ほどしか分泌できません。
  2. たんぱく質が慢性的に不足している人。
  3. 甲状腺の機能が低下していること。
  4. 避妊ピルを飲んでいる人 
  5. ピロリ菌感染をしている人


解決方法


  1. 善玉菌を増やすこと、腸内バクテリアのバランスが悪い事は、胃酸過多/胸焼けなどの諸症状を引き起こす原因となります。高品質のプロバイオティックを摂ることをお奨めします。また、サワークラウト、ぬか漬けなどの発酵食品を日ごろからとること。ちなみに市販のヨーグルトはあまり意味がありません。手作りのキーファーであれば大丈夫な場合もあります。
  2. ピロリ菌の検査を行い、検査がポジティブな場合は、適切な処置が必要です。この場合は抗生物質も適切といえるでしょう。
  3. とりあえずよく噛んでみて下さい。一口50回以上。だまされたと思って1週間やってみて下さい。ほとんどの場合これだけで症状が半減するはずです。
  4. 就寝前3時間は食べない。水は飲んでも構いません。
  5. どの食材が引き金になっているのかを見つけること。人によって胃酸過多を引き起こす食べ物が違います。よくあるのは、スパイシーな食べ物、揚げ物l、パン、小麦製品全般、肉。明らかに胃酸過多を引き起こすものが判明すれば、胃腸の状態が回復するまではその食べ物を避けるべきです。
  6. 胃酸を正常に分泌できるようにする。胃酸過多という病名は非常に誤解を招く名前です。なぜなら、”胃酸過多”は胃酸が十分に出ていないのが理由でほとんどの場合起きているのです。胃酸を正常に分泌できるようにするためには肝臓をクレンズし、胆汁の流れを良くすることで改善します。また、苦い野菜(ゴーヤ、たんぽぽの葉など)を食べることは非常に有効。
  7. 十二指腸、胃、食道の粘膜を修復する。有効なハーブはパパイヤの葉、マシュマローの根など。
  8. 消化酵素を摂る。胃酸過多になる人は、消化力が特に弱いため慢性的な栄養不足に陥ります。麹菌由来の消化酵素は消化力を高めるためには最適なものです。
  9. 粘膜が痛んでしまう原因を取り除く、精神的ストレス、タバコ、暴飲暴食、カフェイン、アルコール、体の歪み、不規則な生活など。とりあえず生活習慣を改める必要があります。



ひどい潰瘍や出血がある場合など、一時的に胃酸を止めるタイプの薬を摂ることが必要なケースは確かにあります。そのために薬は存在します。しかし、胃薬を長期にわたって常用することは大変危険です。便利だからと薬を使いすぎると、その代償は限りなく大きいのです。 


追記 6月27日2012

胃酸を止める薬は、ありとあらゆる栄養素の消化、吸收を阻害します。メタボリックシンドロームや糖尿病を患う人は、糖代謝が悪く、インスリン抵抗性があるわけですが、胃酸を止める薬を飲むと、クロミウムというインスリンが正常に機能するために不可欠なミネラルの吸収が阻害されてしまいます。事態を更に悪化させることに繋がります。

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2013年2月23日土曜日

リーキーガット1


2000年以上も前に医学の父と称されるヒポクラテスは

”すべての病気は胃腸から始まる(All disease begins in the gut)”といったそうです。

彼が述べたこの言葉がどれほど的を得ていたかが、最近になってようやく理解されつつあります。

腸の壁はまるで絹の糸で織られた布のようにとても目が細かく、バクテリア、未消化の食べ物、有害物質などの侵入を防いでいます。しかし、乱れた食生活、消化力の低下、不安定な血糖値などの理由で、慢性的な腸壁の炎症が引き起こされ、腸壁が毛糸の編み物のように目が荒くなり、体内に入るべきでないものが侵入し始めます。


このような状態のことを、リーキーガットと呼びます。(リーキーとは漏れているという意味、ガットとは腸のことです)。

腸壁の働きを例えて言えば、空港のセキュリティゲートのようなものです。安全に搭乗者が飛行機に乗れるように、セキュリティを通過する際に航空券以外にも、本人確認や、所持品検査などを行います。しかし、もしも、セキュリティの職員が居眠りをしていたり、ゲートが開いていたらどうでしょう、テロやハイジャックがいつ起きても不思議ではありません。

多少の異物が侵入することは腸壁が正常な状態であったとしても起こります。

その時のために備え、腸壁の周りには多くの白血球が常に待機しています。体の中にあるべきではないものが侵入すると免疫システムが作動し、バクテリア、未消化の食べ物、有害物質などを攻撃し始めます。しかし、リーキガットの状態では異物侵入の数があまりにも多すぎて、白血球がその処理に明け暮れてしまい、結果的に体全体の免疫力を下げることになってしまいます。

リーキーガットが及ぼす健康に対する影響は計り知れません。肥満、糖尿病、心臓病、癌、自閉症スペクトラム疾患、うつ病、慢性疲労・・・など、挙げればきりがありません。

長期に渡りリーキーガットを放置することによって、やがて白血球が誤作動をし始め、攻撃するべきでないものまでも攻撃するようになります(免疫システムの過剰/異常反応)。最近のリサーチでも、リーキーガットによって食物アレルギー、リウマチや橋本病といった自己免疫疾患などが引き起こされることが明らかになってきています。

体にとってのセキュリティゲートである腸壁がリーキガットになっているということは免疫システムにとっては多きな負担になります。もしあなたの腸壁がそうなのであれば、リーキーガットを修復することは健康を回復、維持する上でまず初めに取り組むべき課題といえるでしょう。

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2013年2月19日火曜日

胃腸の壁は体への入り口

2500年前に、医学の父と呼ばれるヒポクラテスはこう言いました

全ての病は胃腸から始まる

この真実は今も昔も変わりません。しかし、現代医療では胃腸に関して炎症、潰瘍、ポリープ、腫瘍などがあるかどうか。つまり、病気探しは行いますが、正常に消化、吸収できているかといったところには全く考慮していません。

処方薬や市販の薬によって、便秘、胸焼け、胃痛、胃もたれなどの症状は一時的に抑えこむことはできますが、なぜそれらの症状が起きているのかは全くと言ってよいほど語られることはありません。このような症状を無視し続けることによって、将来的にもっと深刻な問題へ進行してしまうのです。

私達の体は毎日の食事で成り立っているわけですから、食べたものが適切に消化、吸収、運搬、代謝、排泄できていなければ、健康を保つことなど不可能なことぐらいは少し考えれば小学生でも解ることではないでしょうか。

胃腸の壁は体への入り口

厳密に言えば、食べ物が胃腸の中にいる間はまだ、食べ物が体内に入ったことにはなりません。
胃腸の壁こそが体内に入っていくほんとうの意味での入り口なのです。

ちくわを見るとよくわかります。


ちくわの穴の中はちくわの中ではありませんよね!外の延長なのです。ですから、肌が体を外の環境から守ってくれているのと同じように、胃腸の壁は私達の体にとって非常に大切な防波堤のようなものなのです。

なんと私達の体の免疫システムの7割は胃腸の壁(白血球の7割)に存在するのです。

つまり、胃や腸が炎症などを起こしていると、免疫システムが正常に働けないのです。それはまるで、鎧をつけずに戦に向かうようなものなのです。

免疫システムが弱ってしまえば、どんな病気が起きても何の不思議もないのです。

特に最近のリサーチではリュウマチや橋本病といった自己免疫疾患なども、弱った胃腸の働きと深く関係があるということが明らかになりつつあります。
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2013年2月17日日曜日

日経新聞に出た低血糖症の記事


うつも食べ方が原因だった!? 心を蝕む 「低血糖症」の怖さ
日経おとなのOFF
2012/7/25 6:30
ニュースソース
日本経済新聞 電子版
 うつに悩む人が増えている。原因はストレスや睡眠不足だけでなく、食べ物かもしれない。心と食べ物との関係について、栄養療法によって精神疾患を治療している、新宿溝口クリニック院長の溝口徹さんに聞いた。
 突然イライラし、不安感を覚える、やる気が起きず会社に行けない、急に眠くなる──。もしあなたがこんな症状に悩まされて精神科を受診すれば、「うつ」と診断される可能性が高い。その原因が、実は食べ物だといったら驚くだろうか。「うつ」症状の裏には、食生活に由来し、心を蝕(むしば)む 「低血糖症」が隠れているかもしれない。
血糖値をコントロールできない「低血糖症」
 低血糖症とは何か。その名前から「血糖値が低いこと」と誤解されがちだが、「血糖値を調節できず、安定した血糖値を維持することができない」病気だ。 食後、血糖値が緩やかに上がって、緩やかに下がり、3~4時間後に空腹時とだいたい同じ値になるのが正常の推移。対して、低血糖症には、食後に血糖値が急激に上がって空腹時を下回るまで急激に下がる、ずっと低い値で推移する、乱高下を繰り返す──という3つの典型的なパターンがある。
説明: http://www.nikkei.com/content/pic/20120725/96958A9C93819499E0E6E2E28B8DE0E6E2E5E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2-DSXZZO4409140024072012000000-PN1-18.png
 「老若男女問わず、低血糖症の人はかなり多く隠れていると思います。甘いものや炭水化物など、糖質を多く取る食生活をしている人は、誰でもその可能性があると考えてください」と言うのは、新宿溝口クリニック院長の溝口徹さん。
 本来、血糖値はホルモンにより一定の範囲に調整されている。血糖値が安定していると、精神状態も安定し、やる気や集中力のあるプラスの感情が自然に湧いてくる。反対に血糖値が安定しないと、イライラや不安を感じたり、急に眠気が襲ったり……と、うつと診断されるような症状が出る。
 「糖尿病予防やメタボ対策のために、糖質は控えるべきという意識は浸透しつつありますが、糖質と精神疾患についての関係はあまり知られていません。うつ病の薬を飲んでいる患者の多くが、食事を見直せばそれが必要なくなるかもしれないのです」。
健康診断の結果がAでも、低血糖症の疑いは消えない
 低血糖症が怖いのは、健康診断では判明しないところだ。空腹時血糖や、過去数カ月の平均値であるHba1cが正常でも、食後に血糖値がどう上下しているか細かくカーブを見なければ異常が分からない。新宿溝口クリニックでは、詳しい血液検査に加えて、ブドウ糖摂取後5時間にわたって血糖値を測る5時間糖負荷検査を行う。
 では、どんな兆しに気をつければよいのか。「午後は眠くて仕事が手につかない、食事を変えていないのに急に太ってきた、疲れやすい、健康診断で中性脂肪の数値が上がった──は要注意サイン。朝の目覚めが悪く、午後から夕方にかけて眠い人は夜間に低血糖になっている可能性があります」。
 下のグラフを見てほしい。1日目の夜は「不眠」なのに、2日目は「よく眠れている」。その違いはなんだろう。1日目は夕食にカレーなどを食べ、さらに乾パンと金平糖を食べて、血糖値が急激に上昇。「血糖値を下げようとインスリンが大量に分泌され、その後血糖値が下がり過ぎて、睡眠中に低血糖状態に。この時間帯は、不眠となってしまいます」。
説明: 上のグラフは、46歳男性の3日間の食生活と血糖値の推移を記録したもの。グラフが大きく波打っている部分に注目したい。パンやカレーなどの糖質を食べた後は、血糖値が急激に上がり、その反動で急激に下がっている。一方、糖質制限の食事をした後は血糖値があまり上がらず、下がり方も小さい。1日目は夜間に極端に下がったため不眠になり、2日目はよく眠れている。(提供:新宿溝口クリニック)
上のグラフは、46歳男性の3日間の食生活と血糖値の推移を記録したもの。グラフが大きく波打っている部分に注目したい。パンやカレーなどの糖質を食べた後は、血糖値が急激に上がり、その反動で急激に下がっている。一方、糖質制限の食事をした後は血糖値があまり上がらず、下がり方も小さい。1日目は夜間に極端に下がったため不眠になり2日目はよく眠れている。(提供:新宿溝口クリニック)
 2日目に注目してみよう。パンやカレーを食べると血糖値が上がったが、昼食に糖質制限ランチを食べるとそれほど上がらず、夕食も糖質制限弁当を食べたため血糖値が安定。夜間にも下がり過ぎず、安眠できた。「食事の糖質を控えると、すぐに血糖値は安定する。私の講演会でも昼食に糖質制限弁当を出すと『午後の講義は眠くならなかった』と驚かれます」。
まずは糖質を控えるべき 変化はすぐ感じられる
 要は、血糖値を急に上げないような食生活を送ればいいのだが、現在の食環境はそれに逆行している。白米やパン、パスタなどの糖質は肉や魚に比べると安価で、手早くおなかを満たせる。「厚生労働省は食事全体の6割は糖質を取れと基準を出していますが、これは多過ぎます。なかには9割近く糖質を取っている人もいる」と溝口さんは指摘する。
 精製された白米や、小麦粉を使った真っ白なパンは吸収がよ過ぎて、血糖値が上がるスピードも速い。なかでも象徴的なのが砂糖だ。「もともと自然界にはなかったもの。人間の体は急激に血糖値が上がることに耐えられないのです」。
 不調を感じている人は、まず2~3週間、昼食と夕食の糖質を制限するよう溝口さんは勧める。「糖尿病の治療で血糖値を下げる薬を飲んでいる人を除いて、誰でも安全にできます」。白米やパン、甘いものを食べないで、その代わりに肉や魚、豆類を食べる。「ダイエットのために肉を食べないという人がいますが、たんぱく質はもっと取るべきです」。
 男性の場合、障害になるのは昼食だという。丼ものや麺類をやめて、総菜の多い弁当や定食に変更する。夕食で居酒屋に行くなら肉、魚、豆などを積極的に食べて、ご飯ものは頼まない。
こんな人は、低血糖症を疑うべき
□ 夜よく眠れず、日中に急に眠くなる
□ 砂糖入りの食べ物、菓子を頻繁に食べる
□ 炭水化物を取らないと落ち着かない
□ 中性脂肪の数値が高くなってきた
□ 食事を変えていないのに太ってきた
□ 年々疲れやすくなっている
□ ぐっすり眠れず、目覚めが悪い
□ 肉や魚をあまり食べていない
低血糖症は、残念ながら一般的な健康診断や人間ドック
では分からない。下記の項目に心当たりがあれば、
低血糖症の予備軍かもしれない。チェックしてみよう
 一方、女性の場合は、甘いものが手放せず挫折する人が多い。空腹時にチョコレートなどを食べると、血糖値が一気に上がる。おやつはナッツや、チーズなどのたんぱく質がいい。「甘いものを食べたくなったら体を動かしましょう」。
 食べる順序も大切だ。「懐石料理やフランス料理のイメージで食べてください」。たんぱく質や食物繊維を先に取ると、血糖値の上がり方は緩やかになる。パンを食べるなら、その前に豆乳を飲むだけでも効果的だ。
 運動も取り入れよう。「食後にすぐウオーキングするなど筋肉を動かすと、糖が使われ、インスリンの分泌が少なくてすむ。低血糖症でうつ症状がある人も、山登りをしているときにおにぎりを食べても症状が出ないことがあります」。 数日間試しただけでも、眠気ややる気の低下といった症状が改善し、快調に過ごせることを実感するはずだ。「低血糖症のほかにも、鉄や亜鉛不足でもうつ症状は現れます。食事を見直すことは、体の健康だけでなく心の健康にも直結するのです」。
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2013年2月11日月曜日

優先順位

例え話ですが、貧乏学生がいたとします。

彼は親からの仕送りと、アルバイトのお金で毎日生活しています。毎月必ず払わなくてはいけない出費には、家賃、光熱費、食費などがあります。それ以外にも飲みに行ったり、遊びに行ったり、新しい服を買ったりするためにもお金は必要です。

しかし、ものごとには優先順位があり、家賃や光熱費は必ず払わなくてはいけませんが、飲みに行くことや、服を買うことは我慢したとしても、基本的に生活に影響はありません。

体の仕組みも同様で、まず栄養素を与えなくてはいけない部分があります。その中でも最も大切なのは脳、肝臓、腎臓などで、これらの臓器なしでは一日たりとも生きることはできません。

一方で、髪の毛、肌、関節, 爪、歯、筋肉、などは体内での優先順位が低く、体に十分な栄養が行き渡らない時にまず最初にしわ寄せが来るのがこれらの部位ということになります。

栄養不足が長期的に続くと髪の毛、肌、関節, 爪、筋肉、などは栄養がもらえないだけではなく、それらの組織を壊して、そこからとれる栄養素(糖、タンパク質など)を、脳、肝臓、腎臓などに提供します。

なんとか生命維持は可能となりますが、色々なところにしわ寄せが来た状態の時、体にはありとあらゆる症状が現れてきます。

典型的な症状は、

  1. 疲れやすい
  2. 肌にハリがない、肌荒れ
  3. 睡眠が浅い、夜何度も起きる。
  4. 髪の毛が薄くなる、抜け毛が多い
  5. 関節、腰、首が痛い
  6. 慢性の肩こり
  7. 頭痛
  8. イライラ、やる気減退、鬱
  9. 生理痛がひどい
  10. 甘いモノ、チョコレート、お酒ををやたらと欲する
  11. アレルギーが年々ひどくなっている
  12. 頻繁に風邪をひく
  13. ダイエットをしても痩せない
  14. 慢性の便秘、もしくは軟便
これらの症状は、一般の病院で行う健康診断では全く測れないものばかりなのです。ここにあげた全ての症状を持っていても、健康診断では全く異常なしと出ることがほとんどなのです。

この状態を見過ごし、根本的な原因を改善しなければ、やがて問題は、生命維持に直接関与する臓器に達します。その時初めて、検査に引っかかり、これを医者は病気と呼ぶのです。

問題はずっと昔に始まっていたのです、今現代人が患う生活習慣病はこのようにして何年もかけて造られていくのです。

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