2013年2月19日火曜日

胃腸の壁は体への入り口

2500年前に、医学の父と呼ばれるヒポクラテスはこう言いました

全ての病は胃腸から始まる

この真実は今も昔も変わりません。しかし、現代医療では胃腸に関して炎症、潰瘍、ポリープ、腫瘍などがあるかどうか。つまり、病気探しは行いますが、正常に消化、吸収できているかといったところには全く考慮していません。

処方薬や市販の薬によって、便秘、胸焼け、胃痛、胃もたれなどの症状は一時的に抑えこむことはできますが、なぜそれらの症状が起きているのかは全くと言ってよいほど語られることはありません。このような症状を無視し続けることによって、将来的にもっと深刻な問題へ進行してしまうのです。

私達の体は毎日の食事で成り立っているわけですから、食べたものが適切に消化、吸収、運搬、代謝、排泄できていなければ、健康を保つことなど不可能なことぐらいは少し考えれば小学生でも解ることではないでしょうか。

胃腸の壁は体への入り口

厳密に言えば、食べ物が胃腸の中にいる間はまだ、食べ物が体内に入ったことにはなりません。
胃腸の壁こそが体内に入っていくほんとうの意味での入り口なのです。

ちくわを見るとよくわかります。


ちくわの穴の中はちくわの中ではありませんよね!外の延長なのです。ですから、肌が体を外の環境から守ってくれているのと同じように、胃腸の壁は私達の体にとって非常に大切な防波堤のようなものなのです。

なんと私達の体の免疫システムの7割は胃腸の壁(白血球の7割)に存在するのです。

つまり、胃や腸が炎症などを起こしていると、免疫システムが正常に働けないのです。それはまるで、鎧をつけずに戦に向かうようなものなのです。

免疫システムが弱ってしまえば、どんな病気が起きても何の不思議もないのです。

特に最近のリサーチではリュウマチや橋本病といった自己免疫疾患なども、弱った胃腸の働きと深く関係があるということが明らかになりつつあります。
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