2013年3月25日月曜日

美しい肌を作るための栄養素、その4 必須脂肪酸 オメガ3

オメガ3

オメガ3とは必須脂肪酸と呼ばれるもので、ビタミンCなどと同じように体内で作ることができないため、食べ物から摂取しなくてはいけません。オメガ3にはすばらしい抗炎症効果があります。

必須脂肪酸にはオメガ6というのもありますが、現代日本食では加工食品やサラダオイルの摂りすぎで、オメガ6の過剰摂取になっている傾向があります。オメガ6の過剰摂取は体全体に炎症を引き起こす大きな原因です。オメガ6とオメガ3の摂取量比率を悪くても4対1、できることなら2対1にすることができれば、全身における抗炎症効果が期待できます。ちなみに、加工食品や、サラダオイルを多用する現代食ではではオメガ6とオメガ3の比率は10対1といわれています。

炎症は肝、腎,胃、関節、脳、髄膜、などの病名からもわかるように病気と深い関わりがあります。肌の問題も決して例外ではないのです。

一般的に西洋医学では炎症がある場合は抗炎症剤を処方します。ステロイド剤はその中でも、最も強い薬で、炎症を直ちに鎮めることができますが・・・・問題は、根本的な解決には全くなっていないということなのです。免疫力を下げる副作用があることも勧められない理由です。

炎症はそもそも痛んだ組織を修復する過程であり、体にとって大切な機能なのです。無理やり押さえ込まず、体が速やかに修復できる環境を整えてあげることが重要なのです。その過程においてオメガ3は必要不可欠な栄養素なのです。

オメガ3は炎症を引き起こすアラキドン酸の働きを抑え、炎症を減少させることによって、にきび、アトピー性皮膚炎,乾癬、酒さ、肌のかゆみ、肌の赤み、紫外線によるダメージなどの問題から肌を守ります。

オメガ3を多く含む食べ物は亜麻仁油や魚の油です。私はたらの肝油をサプリメントとして勧めています。しかし忘れてはいけないのは、オメガ3がいいのではなく、オメガ6とオメガ3の比率が4対1から2対1であることが重要なことです。現代の典型的な日本食では、オメガ6が摂りすぎになる傾向があります。意外と思われるかもしれませんが、オメガ6の摂取量を減らすために、最も避けるべき食品は加工食品(インスタント食品、コンビニ弁当、冷凍食品などなど)とサラダオイルです。油に関する情報は、シリーズで書いた以前の記事を参考にしてください
Fermented Cod Liver Oil
P.S.
亜麻仁油よりも肝油を勧める理由は・・・
亜麻仁油は植物ですので、オメガ3は入っていますが、DHA,EPAを含んでいません。DHAやEPAは体内で、オメガ3脂肪酸を原材料とし作る事ができますが、効率はあまりよいといえません。それよりも動物性で自然にDHA, EPAを含んでいる肝油を勧めます。また、脂溶性ビタミン(特にビタミンAとD)を多く含む発酵たらの肝油はスーパーフードといえるでしょう。


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