2013年6月17日月曜日

カンジダ症、対処法

カンジダ・アルビカンという真菌の一種が増殖するのがカンジダ症です。

引き金になる要因は穀物、砂糖の過剰摂取、抗生物質の多用などです。

カンジダ症になりやすい人の特徴は

  • 甘いものが大好き
  • 便、尿に悪臭がある
  • お腹が痛くなることが多い
  • ガスがよくたまる
  • 食欲旺盛で、勢いに任せて食べ過ぎてしまう
  • 抗生物質の長期使用
  • 便秘、便か硬い


消化、吸収機能を検査すると多くの場合は、

  • スークロース(砂糖)を消化できない
  • 胆汁の流れが悪い
  • 脂質、タンパク質の消化吸収力の低下
  • 腸内環境が悪い(悪玉菌が多く善玉菌が少ない)
などの結果が出ます。

解決策
  • 砂糖、小麦粉製品(パン、麺類、お菓子類などなど)をへらす。
  • 野菜、肉、魚、良質の脂質を中心に食べる。
  • 食前にエンザイム〔消化酵素〕を摂り、消化吸収を促し、強める。


真菌は甘いものが大好きです。甘いものの食べ過ぎは、真菌の餌をふやし、増殖しやすい環境を作ってしてしまいます。カンジダ症になりやすい方は、先にも述べましたが、スークロースの消化が不完全なため、未消化のスークロースが腸内に残り、真菌の餌になってしまうのです。

砂糖(スークロース)を含む食べ物を避けることは大切ですが、もっと根本的な問題は、スークロースが適切に消化できるようになることなのです。

そもそも甘いものを食べ過ぎてしまうのは、消化力の低下が根本にあります。甘いものを食べ過ぎるのはよくないことは皆さんわかっていると思いますが、やめられないのは、意志の問題ではなく、体の状態の鏡写しなのです。

どうして甘いモノが無性に欲しくなるのか?説明していますのでこのリンクをどうぞ

体が必要な栄養素で満たされてくると、やたらと甘いものを欲しくなる事が少なくなるはずです。

酵素療法では、消化の助けになる消化酵素を飲むだけではなく、繊維分解酵素〔セルラーゼ〕を空腹時に飲むことで、真菌の細胞膜の分解を促し、増殖を抑えます。

また、カンジダ症を防ぐためには、体内の善玉細菌と真菌のバランスを整えることも重要です。抗生物質を乱用すると善玉細菌の数が減り、真菌の数が増えてしまいます。

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2013年6月10日月曜日

果糖ブドウ糖液糖を避けろ

砂糖の過剰摂取がよくないことはご存知だとは思いますが、最近の加工食品やジュース類の甘味料は、もはや砂糖ではありません。

いま、一番使われているのはとうもろこしから作られるハイフルクトース コーンシロップ(HFCS)です。日本語での表示では果糖ブドウ糖液糖となっています。とうもろこしが原材料と聞くと自然食のようなひびきがありますが、実際は一種の加工食品で健康に対する弊害は計り知れないものがあります。

このタイプの甘味料は砂糖よりも安価で甘さも20倍ほどあります。よって、清涼飲料水製造業者にとってはコストが安く済むわけですが・・・・

HFCSは吸収されるスピードが速く、インスリンの過剰分泌を起こさせます。つまり、肥満、糖尿病を招くことにつながります。また脂肪肝の大きな原因のひとつでもあります。

吸収される過程で、エネルギーを余分に消費するため、慢性疲労の原因ともなります。

さらに、HFCSは腸の壁を痛め、傷ついた腸壁の間から未消化のタンパク質や腸内の有害バクテリアが体内に侵入しはじめます。これは、俗にリーキーガットと呼ばれアレルギー、自己免疫疾患、体全体の炎症(線維筋痛症)などの原因となっています。

痛風がある人はHFCSを避けることによって、尿酸値のコントロールが非常に楽になります。

HFCSの使用はは清涼飲料水だけではありません、ケチャップやとんかつソースなど数多くのソース類、加工食品に含まれています。




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